【聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ】プレイレビュー。王道リメイクであの頃の冒険がよみがえる
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2020年4月24日に発売された『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』
待望のリメイクで今やり込んでいる方も多いかもしれませんね!かく言う自分も今聖剣3はガッツリ楽しんでいます。零の軌跡も出たのでそっちがメインでやるかな~と思ってたのですが、予想以上に面白くてすっかり聖剣がメインになっていますw
今回はそんな個人的に期待以上の出来だった聖剣3のプレイレビュー。
ちなみに聖剣3はソフトも持っていて当時やったのですが、後半の記憶があんまりなくてほとんど初見に近い気持ちでプレイしています(´ー`)
オリジナル版よりもアクションRPG色強めに
RPGをプレイする時に個人的に1,2位を争うくらい重要なのが戦闘。どんなに良いストーリーでも見目麗しいキャラ達がいたとしてもRPGである以上戦闘は外せない要素。
それを逆手にとって戦闘のないRPGなんてのもありますが、やっぱり個人的にはRPGと言えば戦闘システムというのはそのゲームを楽しむ上での大切な要素なんですよね。
その戦闘システム、今回の聖剣3はオリジナルよりも更にアクションRPGにシフトしてきましたが、このバランスが実に良かったです。楽しい。
アクション自体は弱攻撃、強攻撃、特技、必殺技などを駆使して敵と戦っていくシンプルでオーソドックスなタイプ。回避アクションはありますが、パリィやジャスト回避などの最近メジャーなものはありません。
クラスチェンジするとコンボルートが増えたり、必殺技やアビリティ等が増えて色々戦いに幅は出てくるものの、基本部分としては序盤から変わりません。
そのシンプルさゆえに、テンポが非常に良くて、ゲームを進めるのが楽しいんですよね。次へ次へと辞め時がわからなくなるタイプのゲームです。
ただ、クラスチェンジ2→3になるまでの期間が少し長く、まだなのか~と思いながら進めてた時もありました。アイテムの準備も含め、もう少し変化を早く、気軽に楽しめると良かったかな~とも思いますね。
テンポの良さはストーリー面でも
アクションだけじゃなくストーリーでも、というかゲーム全体としてテンポが本当にいいんですよ!
ストーリーはオリジナル版から多少の補完というかおかしいところを直した箇所もあるみたいですが、基本的にはオリジナルそのままのリメイク。余計な肉付けとか改変とかはしていないんですね。
いい意味で余計な台詞とか挟まずにどんどん場面が進行していきます。展開が早い。たまに早すぎて何かすっ飛ばしちゃったかな?と思うほどw
スーファミの頃だから気にならなかったであろう部分も今のゲームのクオリティになったことで感じる違和感といいますか、良くも悪くもこまけえこたぁいいんだよ!なところもありますが、楽しめます。
この辺は多分、今の技術でリメイクするけど、オリジナルの良さをそのまま伝えようってことだと思うんですよね。結構リメイク作品で「どうしてここ変えちゃったかな~~~」って感じるのあるあるですし。
そのあたりの進化はしつつも原作の空気をそのまま持ってきてるのが今のプレイしている人たちからの高評価につながっているのかなと思いますね。
フィールド探索も楽しめる工夫
1個1個のフィールドやダンジョンが丁度いいボリュームなのももちろんですが、それに加えて探索するとメリットがあるんですよね。
宝箱はもちろん、フィールドの色々なところにアイテムが落ちてますし、フィールドやモンスターから拾った種を植木鉢に植えると色々なアイテムになったり
フィールドのいたるところに隠れているサボテン君を見つけると買い物割引やたまに経験値アップなど段階的にごほうびがもらえたりも。
サボテン君の最初のごほうびでそのマップでの未発見の宝箱の数がわかるようになるので、開け逃しがないようにできるのもありがたい!こういうちょっとした探索要素というのはただのマップ移動も冒険に変えてくれるので楽しい要素の一つですね。
アビリティが真価を発揮するのは終盤以降
レベルだけじゃなく、今作から追加されたアビリティを含めたポイントの割り振りによる育成も。ただ、アビリティに関しては、中盤までのクラスだと効果量が少なかったり、効果自体が微妙だったり、装備できる数が少なかったりとあくまでオマケ程度。
組み合わせによってかなりの個性を出すこともできるので、終盤以降のやり込みとしても楽しむことができます。
振ったポイントもリセット可能なので色々試してみてしっくりくるビルドを見つけて最強のパーティを作り上げたいところ。こういうRPGならおさえておきたいポイントがしっかりおさえてあるのもゲーム好きとしては嬉しいところですよね~。
まとめ
リメイクに関しては変えたほうが良い部分と変えない方が良い部分とあると思いますが、聖剣伝説3に関してはその選択が上手くいったのではないかなと。
ストーリーとかは細かい描写や伏線などで楽しむタイプのゲームではないですが、王道ファンタジーという感じでスーファミの頃の空気感を今風で楽しむことができます。
アクションや細かいやり込みも含めて遊んでいて気持ちの良いゲームといえますね。主人公6人の中から3人選んで冒険することになりますが、それによって展開なども変わってくるので周回含めて長く遊べそうです!
複雑なシステムとか必要な事前知識も特にないですし、当時オリジナル版を遊んでいた人はもちろん、全くの未プレイでも楽しめる一本だと思います!
外出できない分、ゲームを遊ぶ!って人も多いかと思いますが、次の1本にいかがでしょうか(´ー`)